派遣社員の給与 仕組みはどうなっているの?
日本で派遣社員として働く人は年々増えており、派遣社員や契約社員はいわゆる非正規雇用として知られています。
しかし最近は若い女性だけでなく30代、40代の男性も派遣として働くケースが増えています。
会社からすると、安い賃金で派遣会社を通して雇用できるというメリットがメインになっていましたが、最近はスキルがある人を派遣会社を通して採用できるというメリットもあるのです。
そのため、派遣社員だからといって一概に給与が安いということはありません。
雇用形態ごとに見る待遇の違い
その人の持っているスキルや経験によってもらえる給与には、かなり差が生じる仕組みになっています。
給与の決め方としては、派遣会社に登録する時の面接が重要です。
これまでの経験であったり、マネージメントができるか、資格の有無などによって給与は決定されます。
また、派遣される会社のニーズによっても待遇や給与は変わってきます。
そのためは派遣社員の給与はある意味その時によって変わるものなのです。
ちなみに、派遣社員は正社員がもらえるようなボーナスや一時金などはほとんどもらえません。
そのため、年収で考えると3か月〜5か月分ほどは少なくなります。
ボーナスがないというのはかなり年収でいうとマイナスになるので、給与の交渉をするときには年収ベースで考えることが重要です。
また、正社員が会社の業績が良かったときにもらえるような一時金などももらえることはほとんどありません。
いろいろな手当てはもらえないものと考えておいた方が無難です。
まとめ
また、逆に残業については派遣社員の方が派遣会社に守られているのでつけやすいというメリットもあります。
正社員だと上司の顔色を伺ってあまりつけられなかったりしますが、派遣社員なら契約内容で残業代を出すということがしっかり書かれていることが多いのでつけやすい環境にあります。
このように派遣社員は給与において正社員に比べてメリットもあれば、デメリットも存在するのです。